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山に関するエッセイや山行記など
2024年 03月 15日 ゲレンデスキーか山スキーに日帰りで行こうと誘われた。目的地を選んでいる過程で、せっかく遠出するのなら日帰りではなく1泊2日で行くことになった。1日目はゲレンデスキー。2日目に軽い山スキーとなった。山スキーは武尊牧場スキー場跡からセビオス岳方面へ行けるところまでと決めた。このコースは10年ほど前にスキーで歩いたことがあった。しかしスキー場は7年ほど前に閉鎖され。今ではリフトも撤去されていた。...
2024年 03月 08日 真鶴半島の灯明山の森林浴遊歩道から番場浦遊歩道を経て三ツ石まで歩いた。目的は灯明山に広がる巨木の森。ここは古くから「お林」と地元の人から呼ばれる漁師にとって大事な森だったらしい。現在は「魚つき保安林」に指定されている。遊歩道に踏み込むといきなりクスノキの巨木が並ぶ様に驚く。クスノキは長寿で日本の巨木ランキング上位を占める木で大きいのは幹周り20mを越える。ここのクスノキは巨木といっても4~...
2024年 03月 03日 富士山麓の双子山は気楽に雪山が楽しめ、雪がなくてもカラマツの新緑や黄葉が楽しめる場所として私の好みの山域だ。今回は上塚や下塚のピークに立つのではなく、上塚を一周した。四辻から上塚と宝永山のコルを目指した。ここは広々とした雪原が気持ちよく、コルの手前側と向こう側の景色の違いが感じられるのがよい。そして上塚の山腹を延々と下り気味に巻き、上塚と下塚のコルに立った。雪は適度に締まっていて、歩行は快...
2024年 02月 13日 雪のついた丹沢の峰々の展望を目的に丹沢・宮ケ瀬湖畔の高取山に登った。少し霞みがかった感もある天気だったが、雲はないよく晴れた日だった。標高の低い山だが、雪は宮ケ瀬越の少し手前から現れたが、山頂まではほとんど土の道だった。しかし山頂だけは雪に覆われていた。 さっそく山頂に立つ鉄塔の上に立ってみた。尾根の陰影がはっきりしないという点が不満だったが、いつもながら素晴らしい展望だ。丹沢山塊の右端、...
2024年 02月 07日 やっと丹沢にまとまった雪が降った。ずっと雪が降ったら出かけるつもりだったので、アクセス道路が安全な山を選んで出かけた。丹沢は雪が降ると一番乗りを目指す人が多く、ここもトレースばっちりと想像して歩き始めた。薄いトレースはあったが、ツボ足で踏み込むと沈む。すぐに車に戻ってスノーシューを取り出して再出発した。トレースは最初の分岐までで、以後は想定外のラッセルが最後まで続いた。疲れたけど、山らしい...
2024年 01月 28日 雪が踏みたい。できれば軽いラッセルをしたい。このような要望を満たす山として北八ヶ岳の八柱山(やばしらやま)を計画した。八ヶ岳の主稜線から離れ、標高は2114mと低く、静かな山ができると思った。冬には八千穂高原からの記録が散在しているが、アクセスが便利で楽な北八ヶ岳ロープウェイからのルートを選んだ。 冬型が緩み、穏やかな山が確約されるかのような朝だった。ロープウェイからは南アルプスは当然とし...
2024年 01月 22日 丹沢に雪がない。降っても少量で、すぐに解けてしまうような雪しか降っていない。しかし、週末に南岸低気圧が通過する天気予報に本格的な雪が期待できそうだった。雪の翌日(月曜日)に丹沢の山歩きを計画した。ところが土曜日は雪だったが、日曜日は雨で積雪はゼロになってしまったという情報を得た。残念だが、せっかく計画したので出かけてみた。情報どおり、雪なんてほとんど見当たらなかった。山は行けば行ったで何か...
2024年 01月 15日 最近、山頂を目指さない山が多くなった。目的は様々だ。変わった地形や植生、気に入った場所での憩い、などなどだ。今回は巨木探訪を目的とした。巨木探訪の山はたいてい先行者の後追いだ。今回も富士山麓を歩いた記録に巨木の写真があり、それを実際に目にしたいと思ったのが出かけた理由だった。 この山行を思い立った時、できれば雪の季節に歩きたいと思った。雪景色の中での巨木との対面に特別なものを期待していた。...
2024年 01月 04日 宮ケ瀬湖湖畔の大棚沢広場から宮ケ瀬越経由で高取山に登った。山頂直前にある指導票を見ると、いつも思わず「ニタっ」としてしまう。もう山頂までの登りはなく、前方に山頂の展望塔が見えてしまう位置だ。必要性以外に面白いのは高取山までの距離だ。なんと0.05kmとなっている。たった50mである。たいてい指導票は100m単位なのに、10m単位は珍しい。もしかすると登山者に距離を知らせるというより、方向を...
2023年 12月 13日 もう山の紅葉は終わっていると思ったが、まだ大倉尾根のもみじ坂では紅葉が楽しめるという情報を信じて出かけた。見晴茶屋(標高615m)から急な階段の道は50mほど登ると、傾斜は緩くなり道は広い窪地状の中に敷かれた木道になる。ここから一本松までがもみじ坂と呼ばれているようだ。紅葉の盛期にはモミジの回廊になるようだが、まだ紅葉が残っている木もあるが、大部分が葉を完全に落としていた。残念な気持ちだが...
2023年 12月 03日 大山の裸地尾根を大山山頂から往復した。もちろん裸地になっている箇所までの往復である。この尾根は石尊沢の中間尾根である。登山としては石尊沢を詰めて尾根末端から登るのが好ましいが、労力を惜しんでこのような形態としてしまった。それでも大山山頂の混雑ぶりとは無縁の静かな雰囲気は気持ちよく、よいハイキングとなった。
2023年 11月 30日 アイゼントレーニングの季節になった。丹沢・モミソ沢でのアイゼントレーニングに付き合った。申し訳ないが、私はアイゼンなしで歩かせてもらった。アイゼンに慣れるという以外にロープ操作の練習も目的にしたために遡行には時間がかかった。それが体力の衰えた私には好都合だった。モミソ沢は久々だが、滝に変化がある好ルートとの思いを強くした。
2023年 11月 27日 忘れ物があったので、また丹沢・辺室山に行ってきました。今回は土山峠からの往復という短い山歩きでした。紅葉はこんな感じでした。
2023年 11月 23日 丹沢でも標高の高い稜線ではとっくに紅葉の季節は過ぎている。紅葉の山歩きを誘われ、標高の低い山ではまだ紅葉が楽しめるのではと考え、辺室山を歩いた。計画は土山峠~辺室山~物見峠だったが、せっかくなので物見峠から丸渕を往復する計画を付け足した。 辺室山周辺の紅葉は素晴らしかった。紅が少なく黄色主体の紅葉は派手さは感じないが静かな低山歩きには合っているように感じる。丸渕は5年振りの訪問だった。蒼く...
2023年 11月 14日 1週間前に丹沢・三国山を歩いた。紅葉を期待した登山だったが、木々の葉は完全に落ちていた。下界では紅葉の季節にはまだ間がある。きっとどこかで紅葉が見られるはず、と考えて山麓歩きに出かけた。西丹沢の500mから700mあたりを歩いたが、ほとんどの葉がまだ緑だった。 尾根歩きの後で広い河原に出た。視界が開け周囲の山々が見渡せた。山々はきれいに色づいていた。
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